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障害者アートや福祉とデザインに関することなどを綴っています。

2016/11/2 PLAYBOY~伝説の西岡~ 絵本原画展に行ってきました

活動の様子2016/11/02



先月、大阪のカフェギャラリーcaloさんで開催されていた村井英晃さんの絵本原画展に行ってきました。
その絵本とは『PLAYBOY~伝説の西岡~』、そう!あのアトリエコーナスの西岡さんの自伝絵本です。


ギャラリーの様子です。
素敵な原画がたくさん展示されていました。
この写真に写っているのは、村井さんの奥様とお客様ですね♪
奥様はデザイナーさんで、この絵本のデザインも奥様が手掛けられています。


こちらの後ろ姿の男性(ロングヘアの方ですね)が原画を書かれた村井英晃さんです!
お客様にも丁寧にご説明をしていらっしゃいました。


原画は1枚1枚とーーーーーっても丁寧に描かれていて、本当にどれも素敵っ!!!
村井さんの西岡さんへの“愛”が伝わってきます(^o^)


絵本のお話は全てノンフィクション!!実際にあった本当のお話です。
西岡さんが生まれた時から今までの“武勇伝”が詰め込まれています。

例えば・・・
保育園を抜け出して教会の屋根の一番高いところに登っちゃったお話とか、
よそのお家のポストから住友グループのチラシを引っ張り出しちゃったお話とか、
きれいなお姉さんのすべすべあんよにスリスリしちゃうお話とか。

西岡さんに障害があるからこそ特別大変だったこともあるのだと思うのですが、
多分、こういうたくさんの出来事は、親ならば誰もが心配する出来事でもあり、
親だけでなく、隣のおばちゃんや近所のおっちゃんも心配する、そんな出来事である思うのです。
この本のプロローグで、アトリエコーナスを主宰されている白岩さんが書いてらっしゃる言葉が、本当に深いんです。

この町で安心して生きていくこと、在り続けること。
(・・・前略・・・)
ご近所には色んな人達が暮らし、ちょっと困ったおもろい人も居たし、
働く人も働かない人も子どもも大人も、お年寄りも、
なんかわからん不思議な力で一つに繋がっていた。
「けったいやけど、面白いこうちゃん」を受け入れる器があった。
(・・・後略・・・

西岡さんが育った1970年代から90年代、大阪阿倍野のことをそう綴ってらっしゃいます。
私も西岡さんと同年代で、大阪(住之江)で生まれ育ったので、白岩さんのこの言葉はとてもよくわかります。

いろんな生き方があるにはあるんですが、
それでも一人では生きていけないのが人だと思うのです。
障害のある人もいて、障害のない人もいて、
おっちゃんもおばちゃんもいて、こどももいて、
「いってらっしゃ~い」「おかえり~」って声をかけてもらえるような、
そういう地域の暮らしが本当に大切だと思います。
障害のある人が暮らしやすい社会になることが、
誰のためにもより良い社会になることだと確信しています。

この絵本、特に、今子育て中のお父さん・お母さんに読んでもらいたいです。
障害のある人のためにより良い社会を作る!なんて偉そうなことじゃなくていいのです。
自分の子どものため、そのお友達のため、それが少しずつ広がってみんなのためになっていけばいいなと思います。

そして最後になりましたが、この絵本、村井英晃さんの絵と言葉で描かれているのですが、
その目線がまたとってもいいのです!!!
心が温まります◎
皆さん、是非一度読んでいただきたい絵本です。

<巡回展の情報>
なんと、この原画展が2016年12月1日~10日に天満橋の「閑花」さんでも巡回されることになったそうです。
ご興味ある方は、是非お出かけくださいませ。

詳細はこちら→

cafe&gallery閑花→

アトリエコーナス→


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