よくある質問 Q&A
企業様向け
- 障害者アートとは、どのようなものですか?
健常者のアート同様、障害のある方によるアート作品にも様々なアートがあります。
絵画、イラスト、立体作品、書などから、昨今では形にならない行為や表現についてもアートとしての価値が見いだされつつあります。
作品のテイストも、ポップなものからクールなものまで様々です。
また、Art Brut(アールブリュット)、Outsider Art(アウトサイダーアート)、Able Art(エイブルアート)、Challenged Art(チャレンジドアート)、Borderless Art(ボーダレスアート)など、障害者アートに関する呼称も様々です。
今や、世界から注目される日本の障害者アートは、大きな可能性を秘めた魅力的なアートです。
- 障害者アートを使って商品を作る場合、どんな契約が必要になりますか?
弊社では、原画作者、所属福祉事業所、弊社の三者間で、原画の提供及び利用の許可をいただく「原画利用に関する契約書」を締結しております。また別途、ご依頼企業様と弊社でデザイン契約を結んでおります。
原画の著作権は作者(障害のある方)に留保することを推奨しております。 - デザインアレンジとは、どのようなことですか?
原画をそのまま使用するのではなく、大きさを変える、トリミングする、レイアウトを変える、色を変える、といったものから、モチーフや文字などを描き加える、2点以上の作品を結合するなど、様々です。
契約書でデザインアレンジ(原画の改編)に同意していただいた上、原画の魅力を損なわないように、作者の意図に反しない範囲内でデザインアレンジを行うこととしております。 - デザインアレンジは依頼できますか? ご依頼内容に基づき、弊社でデザインアレンジをお受けしております。
- デザインの費用はいくらかかりますか? 内容によって異なりますので、お問い合わせフォームよりご相談ください。
- 商品に障害者アートを使用した場合、そのことを公開しなくてはいけませんか?
必ずしも公開する必要はありませんので、ケースバイケースでご検討いただければと思います。
ただ、作品の背景(原画や作者など)に興味をもっていただけることが多いため、タイトルや作者プロフィールをパッケージやWEBサイト等でご紹介していただくことが多いです。 - 他のアートバンク団体とダブディビ・デザインの違いはなんですか?
弊社では、アーティストや作品の審査や事前登録を行わない代わりに、たくさんの展覧会を見たり、福祉事業所に見学に行ったりして、障害者アートに関する情報を集めています。多くの福祉事業所や団体とのネットワークも駆使することで、注目前の作家や作品を発掘できる可能性があります。
また、原画を提供するだけでなく、ワンストップでデザインアレンジや著作権に関する契約までお受けできます。
小さな民間企業ですが、その分、ニーズに応じて臨機応変に対応することが可能です。
福祉事業者様向け
- 相談できるエリアは限られていますか?
これまでには、関西、関東、東海エリアでの活動実績があります。
全国どこでも可能な範囲で対応させていただきますので、お問い合わせください。 - どんな相談ができますか? 障害者アートの商品開発、授産製品の商品開発(新商品開発や既存商品のリニューアル)、授産製品の販売についてが多いですが、法人や事業所のCI(コーポレートアイデンティティ)計画、コンサルティングもお受けしています。
- デザインはどんな過程で進めるのですか?
弊社では、「デザインコンサルティング」という手法でご依頼をお受けさせていただいております。
具体的には、ご依頼内容に従って下記のような流れで進めています。
○現状の確認
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○ご依頼内容の確認(問題・課題・ゴールの確認と共有)※ここがとても大切です!!
↓
○ヒアリングや調査などを通し、お客様のご要望のイメージを確認
↓
○デザイン提案
↓
○デザイン修正(何度か修正を重ね、より良いデザインにブラッシュアップしていきます)
↓
○納品
具体的な方向性が決まった段階で、必要に応じて各分野の専門デザイナーにもチームに入っていただき、弊社と協力体制で業務を進めていきます。
弊社が専門的に行うことは、様々な方法を用いて目的物の価値をあげること(=プロデュース)であることが多く、多くのケースではグラフィックデザイナーさんと協業してプロジェクトを進めています。
※一部の案件については弊社ワンストップで行うこともあります。 - スケジュールはどんな感じで進みますか?
上記のように、弊社は一つ一つの案件ごとにしっかりとご相談を重ね、業務を進めています。
そのため、一つのプロジェクトに半年~1年を費やすことが多いです。
1ヶ月に1回の打ち合わせが平均的なペースで、
それ以外は状況に応じて、電話やメールを活用し作業を進めています。
急ぎの案件については、状況によってご相談させていただきます。 - 料金はいくらくらいですか?
料金についてはケースバイケースですので一言では申し上げにくいのですが、
一件のプロジェクトで30万円~50万円(印刷代などは別)が平均かと思います。
勿論、もっと少ない予算でお受けする場合もありますので、まずはご相談いただければ幸いです。 - 授産製品について、どんな支援ができますか?
福祉事業所様からお受けするご相談では、下記のような内容が多いです。
・パッケージを改良したい
・新商品開発をどうしたらよいかわからない
・売れないので困っている
・販路を拡大したい …など
どの場合も上記のデザインコンサルティングと同じ流れですが、
現状分析→本質的課題の確認を行った上で、解決策をご提案しています。
最終的にご提案するものが、パッケージの新デザインの場合もありますし、
商品そのものの改良の場合もありますし、売り方のアイディアの場合もあります。
また、予算や様々なご事情があると思いますので、
アドバイスのみをご提供する「授産製品相談会」を実施することもあります。 - デザインにかけられる費用(予算)はないのですが、悩んでいます…
セミナー等に講師としてお招きいただき、
講演プラスアルファとして「授産製品相談会」を行うことがあります。
こちらは短時間で多くの相談をお受けするので非常にコンパクトな内容ではありますが、かなりご好評をいただいています。
(目から鱗のアドバイスでした!などの感想をいただくことが多いです。)
セミナー(講演)+「授産製品相談会」ですと、講師謝金(3~5万円程度)+交通費(実費)でお受けすることが可能です。
大きな福祉法人様の場合は、法人内の職員研修にもご活用いただけますし、
同じような悩みを持つ福祉事業所様がいくつか寄り合っていただき、自主的な勉強会を企画されるのもよいと思います。
また、各種研修の助成金を活用されるのもよいかと思います。
個別にお声掛けいただける場合は、講義の内容や相談会についても具体的に焦点を絞ることができるのでとてもお得です。
勿論、予算や条件などによって内容も検討可能ですので、まずはご相談ください。
- これまでには、どんなテーマの講義をしてらっしゃいますか??
専門はデザインですが、福祉分野での経験が長いので、これまでの活動を活かしたテーマでお話をすることが多いです。
障害者アート、授産製品の商品開発、授産製品の販売と店舗運営などが中心です。
これまでに実際にお話しさせていただいた講演のタイトルは以下のような感じです。
・“売る”から学ぶ福祉施設のものづくり
・セレンディピティの事業化 ~障害者アートとの出会い~
・「魅力ある商品」とは 「売れる商品」とは
・年商1000万円の福祉ショップの作り方 ~市役所の役割とプロデューサーの役割~
・アートをデザインする
・誰でもできるザインと商品開発のお話
・思わず手にとりたくなる商品パッケージ講座
・障害者の芸術活動支援 スキルアアップのための10の学び 「作品を使ってグッズを製作するときに知っておきたいこと」
・お客様に伝わる授産製品 伝わらない授産製品
・選ばれる授産製品 選ぶ知識 ~セレクトショップの役割~
・障害者アートの魅力を伝える商品開発
・高すぎる?安すぎる?値決めの手がかり
お客様向け
- ダブディビ・デザインがプロデュースした商品は、どんなものがありますか?
これまでに、かばんや洋服、ハンカチ、傘などをプロデュースしました。
最新情報は、インスタグラムやFacebookでご確認ください。 - ダブディビ・デザインの商品はどこで買えますか?
残念ながら、現在は常時取り扱っていただいているお店はございません。
一部商品は、各種イベントなどで取り扱っていただくこともありますので、ご興味ある商品がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
将来的にはWEB販売も視野に入れ検討しておりますので、今後とも、応援よろしくお願いいたします。