事業内容 Service
事業目的とゴール
2005年秋、ある青年が描いた絵と出会いました。彼は知的に障害のある青年でした。彼の絵はかわいくて、楽しくて、おもしろい!私たちは、彼の絵を原画にしたバッグやTシャツを作り、「みっくすさいだー」という活動を始めました。そんな活動がきっかけとなり、ダブディビ・デザイン設立へとつながりました。
福祉事業所で働く障害のある人の工賃(お給料)は、15,000円程度です(※)。ご両親に先立たれた障害のある人は、どのように生きていけばよいのでしょうか?お仕事をしてお金を稼ぐことは、障害のある人もない人も同じです。しかし、障害のある人たちだけ極端にお給料が少ないのが現実です。健常者である私たちも、明日、交通事故に遭い、身体に障害をもつかもしれません。そうなった時、自分の人生をどのように生きたいと思うでしょうか?障害のある人もない人も同じように仕事を楽しみ、同じようにお給料が稼げるような社会を目指し、私たちは活動を行います。
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平成28年度の障害者工賃の平均額は15,295円(平成28年度工賃(賃金)の実績について、厚生労働省ホームページより)。これに障害者年金を加算しても10万円に足るか足らないかが障害のある人の平均的な月額収入。
事業内容
1商品開発事業
障害のある人のアート作品を原画にデザインアレンジを行い、オリジナル商品やコラボレーション商品の企画、製造、販売を行なっています。
- 障害者アートを活用したテキスタイルデザイン等の企画、制作、販売
- 障害者アートを活用した衣料品、服飾雑貨等の企画、製造、販売
- 福祉事業所の生産力を活用した、各種ノベルティ等の企画、制作、販売
- 印刷物及び出版印刷物に関する企画、制作、販売
- 教育用教材の企画、編集、出版、販売
自社ブランドとして「みっくすさいだー」と「ダブディビ・デザイン」を展開しています。
みっくすさいだー
障害のある人と若手デザイナーの感性が混ざりあって生み出されるキュートでパワフルなデザインが特徴。明るく元気な子供たちとそのママに、ユーモラスでhappyなデザインを提案します。
ダブディビ・デザイン
障害のある人のアート作品をファッションアイテムやインテリアに取り入れることで障害者アートの可能性を広げ、アートを日常に取り入れることで大人の遊び心を刺激します。
2コンサルティング・研修事業
福祉事業を行う法人や障害者支援に携わっている方などに向けた支援事業を行なっています。
- 福祉事業所のデザインコンサルティング(ロゴ・名刺・リーフレットなど)
- 福祉事業所職員のための教育、研修
- 授産製品の開発・改良
- 授産製品販売SHOPのブランドマネージメント
- 各種セミナーの開催及び各種研修等の受託
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1 はあと・フレンズ・ストア(京都)店内の様子(2016年) 2 はあと・はあと・フレンズ・ストア売上報告会の様子(2012年)
3 セミナー開催の様子(2013年) 4 ものづくり支援ワークショップの様子(2011年) もの
3イベント企画・交流
福祉とビジネスとデザインに関するイベント企画やイベント参加、これらに関わる人々の交流の場を設けています。
- 展覧会、展示会、イベント等の企画、立案、実施
- 絵画、陶芸、その他アート作品等の展示、販売
- 上記に付帯関連する業務