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障害者アートや福祉とデザインに関することなどを綴っています。

2014/8/25 ダブディビ講座中級編、最終回でした

活動の様子2014/08/25

ダブディビ・デザイン主催で開催しております「福祉事業所のためのものづくり講座」。
中級編が先日無事に、終了いたしました。
8/22(金)に行われた中級編4回目(最終回)の様子をお伝えいたします。


4回目の講師は東京からデザイナーの前川亜希子さんをお招きしました。
前川さんはグラフィックデザインを中心に、商品のデザインや売場のデザインなど、幅広く活躍されているデザイナーさんです。

4回目のテーマは「セールスプロモーション-売り場としかけ-」です。
商品が出来上がり何も考えずにただ売場に並べても、お客様の目にはとまりません。
どのようにして商品をお客様に届けるかについて学びました。
まずは売場にも「ターゲット」があることをワークを通して体験していきます。
ここでも重要なのは、誰に、何を届けるか、ですね!


ワークショップの後は講義でしっかりと説明をお聞きします。


後半は、前川さんが手がけられているお仕事を例に、実際の店舗イベントでの実践例をお聞きします。


今度はその事例をもとに、仮想イベントを仮定し、店内配置やディスプレイを考えてみます。
今回は「ヒトメボレ」をテーマに、売場を考えてみました♪


最後は、最終課題のプレゼンテーションです。
受講生の皆さん、いろいろ自分なりにリサーチをして、プレゼン資料をまとめてくださいました!
人に伝えるためには自分がより深くその商品のことを理解していないといけないということや、
客観的にいくつかの商品を分析することで、自分の商品のことを再考できるということを体験していただきました。

前川さんも講義を通して、ただなんとなく考えるのではなく、「ロジカルに考えること」を提唱されていました。
これには私も深く賛同します!!
普段なんとなく頭ではわかっていること、また、雰囲気でたまたまいいデザインができてしまうこともあります。
しかしそれでは非常に場当たり的で再現性がありません。
要は、それは「ばくち」と同じなのです。
ばくち感覚でいくら商品改良をしても、良い結果につながる道筋が出来上がるとは思えません。

このような研修を通してもう一度深く考えることは、なんとなくやっていたことをロジカルに(論理的に)整理する作業であるとも言えます。
普段、現場で業務に追われている皆さんも、是非、このような研修を通して、改めて考える場を持っていただければいいなと思います。
また来年度もこのような研修・講習を企画していきたいと思っていますので、その際は、是非、ご参加くださいね!!


★耳より情報★
今回講師をお願いした前川さんが、東京でも研修を開催されます!
若干の空きがあるようですので、気になった方は是非、下記からお申し込みを♪

【参加者募集!】つながる・つなげる「モノづくりサロン」

会期 2014年8月から12月までの毎月1回
第1回 2014年8月29日(金) 「福祉施設のモノづくりを知ろう」
第2回 2014年9月19日(金) 「みんなの根っこを語り合おう」
第3回 2014年10月24日(金)  「幹となるコンセプトを考えよう」
第4回 2014年11月21日(金)  「魅力ううを実らせよう」
第5回 2014年12月19日(金)  「鳥にアプローチしよう」

場所 A/A gallery (NPO法人エイブル・アート・ジャパン)
(東京都千代田区外神田6-11-14アーツ千代田331 208)

詳細はこちらから→


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