先日も当ブログでご紹介しましたが、現在、ダブディビ・デザインでは、福祉事業所の職員の方々に向け、“デザイン”を軸にした講座を開講しております。
今日は、先週末に行われました中級編第2回目の様子をご報告させていただきます!
今回のテーマは「パッケージ」です。
パッケージについてのお悩みは、福祉事業所さんから非常によく聞きます。
今回は、そもそもパッケージは何のために必要なのかを学び、一般商品のパッケージ事例を通してその意味を理解していきます。
今回の講師は岡崎先生です。
岡崎先生は大学では建築を学ばれ、その後、建築からグラフィックデザイン、パッケージデザインとお仕事の幅を広げられ、
また一方、障害のある方への絵画指導にも長年力を注がれている先生です。
普段、何気なく目にしている商品を事例に、パッケージについての講義をしていただきました。
私も思わず「へーーー、そうだったのか!!」と思う内容で、とてもおもしろいお話でした。
後半には実際に手を動かすワークショップも行いました。
こちらの課題は「あめを包んでみよう!」というものでした。
誰に贈るのかを想像しながら、包む、ということを考えます。
皆さん、もくもくと作業中です♪
贈る相手をイメージしながら、素材や色を選んでいきます。
出来上がった「あめちゃん包み」について、プレゼンテーションしていただきました。
それぞれ贈る相手のことを考え、工夫をこらしてくださいました!
「パッケージ」と一言で言ってもとても奥深いテーマで、正直、この講座1回では網羅しきれていない部分もたくさんあるかと思います。
しかし、今回改めてパッケージについて考え、パッケージを甘くみてはいけないな!!と気持ちを新たにすることができました。
大企業の商品では、パッケージを変えることで売り上げが何十倍にも伸びる事例もあるそうです。
各事業所さんの商品も、今一度、本当にこのパッケージでよいのかな???と考えて見られるのもよいと思います。
パッケージはまさに「戦略」だな、と私は思いました。
そこにどんな思いを込めるか、真剣に考えてみましょう!!