昨年度末にこのブログでも募集をさせていただきました
ダブディビ・デザイン主催【福祉事業所のためのものづくり講座(初級編)】ですが、
京都・神戸・名古屋の3会場で順調に開催をはじめております。
4月末、1回目の最初の会場は名古屋。
参加者の皆さんの自己紹介からはじまり、
ダブディビ・デザイン柊のこれまでの活動や仕事のお話をもとに
デザインって何??
という基本的な疑問にお答えするようなお話をさせていただきました。
(デザインって昔と今では概念も変わってきているのですよ~!)
名古屋会場は定員以上のお申し込みをいただいており、
活気に満ちた会場となっております。
1回目のラストは神戸会場。こちらの会場は全員女性です!
自主製品を持参してくださった事業所さんもいらしたのですが、
こんなかわいいマスコットも発見♪(写真・右)
そして、6月に入り2回目の講座を行いました。
まずは京都会場。
2回目は講師にアトリエカプリスの岩田先生をお招きし、
ものの価値と情報の関係について講義とワークショップを行いました。
つい先日、発売になった「やつはしスティック」
をお題にして、
パッケージ・チラシ・POPを作るというワークショップ。
チームごとにプレゼンテーションも行いました。
その翌日は神戸会場で2回目の講座を行いました。
神戸でも同じ課題でワークショップを行いましたが、
出来上がったものは京都とは少し趣が異なっており、
その結果の違いもまた、勉強になる研修でした。
(同じお題でも、どういう情報を引き出すかで価値の捉え方が違うのですね!)
2回目の講座の詳細については、岩田先生のブログでご紹介してくださっていますので、
是非、こちらを参考にしてください。
★http://capdesign.exblog.jp/19773775/
福祉事業所でお勤めの皆さんは、
研修やセミナーに参加される機会がわりと多いのではないかな?と思っています。
少なくとも私が民間企業に勤めていた頃は、
新人時代に研修はあったものの、2年目からは on the Job training のみ、
まさに仕事をすることで仕事を学ぶということが中心でした。
しかし、研修やセミナーでせっかく情報や知識をインプットしても、
どうやって自身の仕事に落とし込めばよいのか悩まれている方も多いのではないでしょうか?
また、研修やセミナーを受けている時は「そうだ!」と理解していても、
結局、日常業務に戻ると忙しさに忙殺され、
わかっちゃいるけど・・・とやり過ごしていることも多いのではないでしょうか?
それなのに、わざわざ貴重な時間をさき、
研修やセミナーを受講されるのはなぜでしょうか??
私は、研修やセミナーが「答え」を教えてくれるものなのではなく、
「考える機会」を与えてくれるものだと考えています。
日常の中で、特にお仕事の時間の中で、
改まった時間をと、事業所のことや商品のこと、
今の状況やこれからのこと、夢や理想の姿など・・・
これらを考える機会はなかなか少ないのではないかと思います。
しかし、どこかで立ち止まり、今の状況を客観的に見てみることは、意外と有意義なものです。
今の状況をわかった上で、次の一歩をどう踏み出すかを考えていただきたいのです。
答えは自分の中にある・・・なんてこともあるかもしれませんよ。
ダブディビ・デザイン主催の福祉事業所のためのものづくり講座(初級編)は、
そんなどこの事業所にもある小さな、でも、実は大事な課題に取り組んでいけるように、内容を組み立てています。
デザインというキーワードを使っていますが、
ものづくりだけではなく、あらゆる事業所さんに共通してご活用いただける
考え方の訓練、デザイン的思考の訓練だと思っています。
ご興味のある方は、是非、ダブディビまでお問い合わせください♪