太陽の日差しが随分と春らしくなった3月。
お子様の卒園卒業の話題や、入学準備でお忙しいお話も聞こえてきますね。
まさかコロナの猛威がこれほど長引くとは思ってもいませんでしたが、
気持ちだけは前を向いて、新たな季節、新たな生活の準備をはじめたいものですね。
そんな春真っただ中の今、ワコールスタディホール京都のギャラリーで
【 Square world 】と題した展覧会を開催させていただいています。
今日はその様子を少しご紹介させていただきます。
ギャラリー内はとてもシンプルなホワイトキューブと呼ばれる空間ですが、
入口側はガラス壁+ガラス扉になっており、とってもおしゃれな空間です。
ギャラリー入って正面の壁には、この3作品が展示されています。
左から、
桝本吉隆さん「ひこうき」
佐藤元基さん「カラフル」
西田英司さん「あじさい」です。
こちらは、ギャラリー入って左側の壁です。
原画4点とハンカチ4枚。
左上 平井由香さん「かお」
右上 斉藤昌芳さん「無題」
左下 等々力モニカさん「ミートソーススパゲティ」
右下 渡邊 章さん「ネコ」
こちらは、ギャラリー入って→側の壁です。
原画3点とハンカチ3枚。
左から
石川将博さん「りんご」
大谷純子さん「さくら」
伊藤千晶さん「おはな」です。
一般的に、アート作品をギャラリーに展示する際、額装することが多いと思いますが、
今回は原画の10点はすべて額装をしていない“素”のままの状態です。
実は、今回の作品10点は、描かれている紙もバラバラ、画材もバラバラ、大きさもバラバラです。
木枠のキャンバスに描かれたものもあれば、ペラペラのクラフト紙に描かれたものもあります。
中には、まあるい広場さんで作られた手漉き和紙に描かれた作品もあります。
それぞれの作品の特徴や作品の質感、また作品ごとの違いをよりリアルに感じていただきたくて、
額装せずに展示することにしました。
その代わり、作品が額に入っているような演出を施しています。
この黒いラインテープ、額に見えませんか??
これ、実は黒いマスキングテープで、壁に直接、額を描いています!
(って、要はマスキングテープ貼ってるだけですが^_^;)
しかし実はこれもかなり事前準備をしていきまして、
作品に合わせてサイズを検討したり、美しく仕上げるための貼り方を検討したりしています。
こだわりの特製額です♪
また、今回は原画とハンカチを並列に展示していますので、
原画とハンカチの違いやデザインアレンジの工夫などをご覧いただけると思います。
正方形ではないアート作品を、どのように正方形のハンカチにデザインしているか、
是非じっくりご覧くださいね♪
ワコールスタディホール京都は、平日のみの営業ですが、夜20時までオープンしています!
お仕事帰りにも立ち寄っていただけますので、京都に来られた際は是非お立ち寄りください^o^
また、コロナ禍が長引いており、なかなか現地に足を運べない方もいらっしゃると思います。
ダブディビ・デザインのインスタグラムでは動画などもUPしていきますので、そちらもチェックしてくださいね。
ダブディビ・デザインがクラウドファンディングで応援いただき、新しく作り出すハンカチ【Square world】の原画展。
千葉市にある福祉事業所・まあるい広場在籍アーティストのアート作品が10枚のハンカチになりました。
自然あふれる環境で、温かな光が注ぐその場所で生み出された作品から、どんな世界が広がるでしょうか。
素敵なアートハンカチで、あなたの暮らしに彩りをお届けします。
また、会期後半からは、ショップスペースにて新作ハンカチの販売も行います。
ハンカチ原画展【 Square world 】
会 期:2022年2月28日(月)~4月1日(金)月曜~金曜 10:00-20:00
休 館:土曜・日曜・祝日
会 場:ワコールスタディホール京都 ギャラリー
入場料:無料
主 催:株式会社ダブディビ・デザイン
協 賛:株式会社ワコール ワコールスタディホール京都
協 力:社会福祉法人九十九会 まあるい広場
<アクセス>
ワコールスタディホール京都
京都市南区西九条北ノ内町6 ワコール新京都ビル1階
京都駅八条口より徒歩7分
※駐車場、駐輪場はございません。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
https://www.wacoal.jp/studyhall/index.html?id=access
<問い合わせ>
展覧会に関するお問い合わせは、ダブディビ・デザインまでお願いいたします。
E-mail contact@dabudivi.com
※この展覧会のチラシはこちらからダウンロードしていただけます。square world kyoto
◆福祉とビジネスをデザインでつなぐ ダブディビ・デザイン◆
ダブディビ・デザインはデザインの会社ですが、デザインの中でも少し特殊なデザイン、
「障害者アート」と「福祉」に特化したデザインをしています。
社名の「ダブディビ」は、Welfare(福祉)、Design(デザイン)、Business(ビジネス)、
3つの単語の頭文字をつなげたオリジナルの造語です。
“福祉とビジネスをデザインでつなぐ”をコンセプトに、障害者アートを活用した商品企画や授産製品の商品開発支援、
また福祉事業所の職員様に向けたセミナーや障害者アートの展覧会企画などを行っています。
◆紙・糸・布×art まあるい広場◆
まあるい広場は千葉市にある福祉事業所です。
現在28名の知的障害のある方が通っておられます。
まあるい広場では、“一人ひとりを尊重しやすい活動を”との想いから、ものづくりを中心とした活動を行っています。
紙漉き作業や手織り作業を中心にしながらも、ある一人のメンバーの絵画が外部から評価されたことをきっかけに
アート活動にも力を注ぐようになりました。
大胆な構図や豊かな色使い、独特のユルさ、この魅力あふれるアート作品を描いたのは、実は障害のある方々です。
障害者アートの魅力をより多くの方に知っていただくため、ダブディビ・デザインが彼らのアートを元にオリジナルハンカチを作りました。
このハンカチを通して、障害のある方のアート活動の意義や可能性への理解、市民への普及を目指しています。
【新型コロナウイルス感染拡大予防ご協力のお願い】
・ご入館の際はマスクの着用と手指の消毒をお願いいたします。
・発熱や咳などの症状がある方はご来館をお控えください。ご入館時に、非接触型体温計にて検温させていただきます。
・展示室内が混雑した場合、入場制限をさせていただきます。
※開館状況は急遽変更となる可能性がございます。ご来館前に当館ウェブサイト等にて最新情報をご確認の上、お越しください。
<ダブディビ・デザインのクラファンとは>
大胆な構図や豊かな色使い、独特のユルさ、この魅力あふれるアート作品は、実は障害のある方が描きました。
障害者アートの魅力をより多くの方に知っていただくため、彼らのアートを元にオリジナルハンカチを作ります。
このハンカチを通して、障害のある方のアート活動の意義や可能性への理解、市民への普及を目指します。
※このプロジェクトは、2021年12月1日に募集を開始し、219人の支援により1,050,780円の資金を集め、2022年1月10日に募集を終了しました。
★毎日が楽しくなるポップでキュートなハンカチ! アートとデザインで暮らしに彩りを
https://camp-fire.jp/projects/view/514834