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ダブディビ・デザインの
公式ブログ

障害者アートや福祉とデザインに関することなどを綴っています。

【告知】ワコール町家宿泊施設でダブディビ・デザインプロデュースの展示がはじまりました

ダブディビのお知らせ2022/04/09


京都を代表する企業である株式会社ワコール。
「京都の街並みを次世代に残したい」という強い思いから、
京町家保全・活用することによる地域共生を目的とした社会課題解決事業を2018年度からはじめられています。

住み手がなく手付かずとなった町家をリノベーションし宿泊施設として運営されています。
https://www.kyo-ondokoro.kyoto/

この度、ワコール様とダブディビ・デザインの取り組みで、
この町家宿泊施設の中の一つ【京の温所 御幸町夷川】内に、
障害のある方のアート作品を展示させていただくことになりました。

今回は、4名のアーティストの6つの作品を展示させていただいております。
室内の展示の様子を紹介させていただきます。


◆芳仲 真樹子さんの作品
芳仲さんの作品は2点、展示しています。
1点は玄関入ってすぐの正面に、もう1点は床の間に飾りました。
彩り鮮やかな作品が、お部屋の印象を明るくしてくれています。


芳仲 真樹子(よしなか まきこ)
大阪府在住・42 歳
所属:アトリエライプハウス
彼女は、知的障がいと肢体不自由があるアーティストです。左手しか思うよ
うに動かすことができません。絵画と身体性は、密接な関係があります。彼
女は、自分の身体に適した無理の無い描き方を模索する中で、点描画で描く
方法を発見しました。絵画の歴史上、点描画はありますが、彼女はそのよう
な知識が無い中で、点描画を描いています。彼女にとっての点描画は、必然
性と切実性の中から生まれたアートなのです。


◆賀張 勝さんの作品
賀張さんの作品は、2点並べてキッチンの飾り棚に設置しました。
この町家のオーナーさんがお茶好きの方だということで、
この飾り棚にはお茶やコーヒーなどに関する器が他より多く用意されているそうです。
素敵な器とともに、賀張さんの作品がかわいく並んでいます。


賀張 勝(がばり まさる)
広島県在住・52 歳
所属:社会福祉法人ひとは福祉会 就労センターあっぷ(3 番のりば)
1968 年広島県安芸高田市生まれ。地元の小学校・中学校に通い、市街の県
立高等学校を卒業後、様々な会社で仕事を行った後、36 歳より、ひとは福祉
会の利用を開始しました。現在は、就労センターあっぷの「アグリサポート
ひとは」に所属し、育苗箱洗浄や土壌改良材の製造に励む傍ら、5 年前よりアー
ト活動を始めました。いつもじっくりと時間をかけて丁寧に黙々と描くスタ
イルをとり、見本を見ながら風景画を描いたり、何も見ずに想像で可憐な草
花を描いたりが得意です。彼の作品をもとにしたメモ帳・クリアファイル・
マスキングテープなどの文房具雑貨の製造を行ったり、草花を色鉛筆で描い
た作品をもとにブローチやピアスなどのアクセサリーを製造したりしていま
すが、どれも好評を得ています。


◆森川 里緒奈さんの作品
森川さんの作品は、2階の寝室に飾りました。
スッキリとしたインテリアに作品のブルーがマッチしています。


森川 里緒奈 (もりかわ りおな)
埼玉県在住・25 歳
所属:社会福祉法人昴
森川さんの一番好きな色は青色だといいます。休日に家族とお出かけするの
をとても楽しみにしており、電車を使うことも多いため電車も大好きなもの
のひとつです。彼女はほとんどの作品を青のペンで描きます。この青い格子
状の線は電車を描いているのですが、彼女が使う東武東上線の車両には白地
に青いラインのものもあり、おそらくそこから来ているのではないかと思い
ます。彼女にとって青色は楽しいイメージの色なのだと思います。


◆妄想エンジン全開娘さんの作品
妄想エンジン全開娘さんの「こけしガールズ(小)」というシリーズ作品は、
1階の茶室だった小さなお部屋の棚に飾りました。
茶室だったということもあり、静かに本を読んだりリラックスしたりできるお部屋ですが、
こけしガールズがちょこんと並んでいて、気分もホッコリします♪


妄想エンジン全開娘(もうそうえんじんぜんかいむすめ)
宮城県・28 歳
所属:アート・インクルージョン・ファクトリー
楽しい時には楽しげな色合いの、悲しい時には悲しげな色合いの動物たちが、
歌い踊るさまがいつでも実際に目の前に見えるという、まさに「妄想エンジン」
を搭載した彼女。しかし、そんな妄想エンジンを搭載しているだけでなく、常
にアクセルも踏みっぱなしにしているそう。着実にアーティストのキャリアを
のぼりつつ彼女は、エンジン全開のままいったいどこまで行くのだろうか。

こちらは宿泊施設ですので、宿泊の方だけが実物をご覧になれます。
是非、京都へのご旅行に【京の温所 御幸町夷川】をご検討くださいませ。

※この作品の展示期間は、2022年4月1日~6月29日までの予定です。

宿泊予約はこちらからどうぞ。
↓ ↓
https://asp.hotel-story.ne.jp/ver3d/planlist.asp?hcod1=85670&hcod2=001&mode=seek&clrmode=true&reffrom=&_ga=2.198433647.1317415903.1649476146-269710024.1645002134

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