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ダブディビ・デザインの
公式ブログ

障害者アートや福祉とデザインに関することなどを綴っています。

2018/5/6 【But Beautiful】やまなみ工房と片山工房

活動の様子2018/05/06


もう3か月も前のことになってしまいましたが、
2月上旬、滋賀県甲賀市にあるやまなみ工房さんにお邪魔しました。
ダブディビ・デザイン×ブルーミング中西さんのART BRUTハンカチーフ、
ダブディビ・デザイン×オーロラさんのART BRUT傘、
それぞれの原画作者さんへの取材が目的だったのですが、
(こちらの取材も後日まとめて公開しますが…)
タイミングよく、敷地内にあるギャラリーの企画展も見ることができたので、
その展覧会の様子をご紹介させていただきます。

こちらがやまなみ工房敷地内にあるGallery gufguf
福祉施設のギャラリーとは思えない、素敵なギャラリーです!!

2018年1月22日~3月22日は、【But Beautiful】と題した展覧会で、
やまなみ工房さんと片山工房さんの二つの施設さんのコラボ展でした。
ここからは、どどーーんんと展示の様子を写真でご紹介します。

片山工房の澤田隆司さん。
澤田さんは、右足でコップに入れたペンキを蹴りキャンバスに流すという、
「フット技法」なる独自の技法で作品を描かれているそうです。
残念ながら、2013年に他界されているそうですが、
今なお作品をこうして拝見できるのは、嬉しいことですね。
迫力満点の作品です。

片山工房の湯井亮さん。

片山工房の上杉結喜さん。
お花の絵を描くことが多く、ぐるぐる紙を回しながら描くうちに、
花がうねるような作品になるのだそうです。

片山工房の齋藤晴久さん。
身の回りにある風景を描くことが多いのだそうです。

やまなみ工房の山際正巳さん。
彼は、誰もいない昼食時の静かなアトリエで毎日15分だけ制作をするそうです。

やまなみ工房の冨士川義晃さん。
棒状の粘土のかたまりをどんどんつけていき出来上がる作品。

やまなみ工房の鎌江一美さん。
「まさとさん」と銘打たれた作品は、施設長の山下完和(やましたまさと)さんがモデル
山下さんへの愛情が制作意欲につながっているのですね♪♪

やまなみ工房の山本愛さん。
タイトルは「かお」!

やまなみ工房の中井裕美子さん。
布と糸で作られた塊のような作品。
浮遊するように大小いくつかの作品が展示されていましたよ。

片山工房の白井望さん。
手前の作品のタイトルは「りんご」。
そう、あの漫才師ハイリールのりんごさんです!
特徴をうまくとらえつつも白井さんの作風が際立っているという、おもしろい作品ですね。

片山工房の佐田かおりさん。
赤が大好きなのだそう。

やまなみ工房の酒井美穂子さん。
Eテレ・バリバラ内のドラマでも取り上げられたことがありますが、
酒井さんは一日の大半、「サッポロ一番しょうゆ味」を持って過ごしています。
食べるわけでもなく、ただ、親指で擦り、音をたてて見つめているのだそうです。

最後は、片山工房の上杉結喜子さん。
タイトルは「向日葵」。

画面を埋め尽くすように描かれた向日葵。
鉛筆と紙だけなんだけど、なんかこう、圧倒されるものがありますね。

滋賀のやまなみ工房と神戸の片山工房さん、
どちらもアートに重点を置きつつ、
利用者さんそれぞれの個性としっかり向き合っておられる施設です。
時間をかけ、じっくり取り組んでおられる施設さんの作品は、
やはり迫力があり、作品に“力”があるなと思います。
◆やまなみ工房さんのHPはこちら
◆片山工房さんのHPはこちら
※Gallery gufgufでのこの展覧会は既に終了しています…。
しかし、両施設さんともに、各地で作品を見れるチャンスは多いので、
是非、HPをこまめにチェックしてみてくださいね♪


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